人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

YOGA島

aozorayoga.exblog.jp

正しい立ち方

ヨガのレポートの為に[Tadasana]について調査中

この世に正しい立ち方って存在するのか?
体を痛めない、負担をかけない立ち方と言った方がいいのかもしれませんが。

アイアンガー師はひとつのアサナに5〜10ヶ程の説明(どのように体を意識するのか)をしています。
正しい立ち方_e0165037_22535845.jpg

++++++++++
ハタヨガの真髄 
(BKS アイアンガー)より抜粋 
(沖 正弘 監訳)
正しい立ち方_e0165037_22135634.jpg

1)足をそろえてまっすぐに立つ。両足の親指、およびかかとをつける。また足の指はすべて床にぴったりとつける
2)もものうち筋肉を伸ばし上げるようにすると、膝をリラックスしたままで引き上げる事ができる。このとき、尻はそっと締めるようにする。
3) 胃が自然にひっこむように、肋骨を広げ、背骨を上に伸ばし、首をまっすぐにする。
4) 体重はかかとと指先の一方にだけかけずに、等分にかけること。
5)理想的にはターダアサナでは頭上に両手を伸ばしておくのであるが、便宜上、両ももの横に下げていても良い。立ちポーズは各々この手のひらをももの側面に下げたターダアサナの形で始まる。

*効果
ふつうわれわれは正しい立ち方に注意を払わない。片方だけに体重をかけている者もあれば、片方の足が曲がっている者もある。体重をかかとだけにかけている者、あるいは、足の外側だけ、内側だけにかけている者もいる。これは、靴のどこがすり減っているかによって、身体にゆがみが生じ、背脊椎の弾力性が失われる。両足を開いた時は、かかとと親指を結ぶ二本の線が平衡になるようにする方が良い。こうすることによって尻が引き締まり、腹が引っ込み、胸を張ることができる。身体が軽くなり、頭も敏活になる。体重をかかとの方にかけていくと、重心が動いて行くのが感じられるが、そうなると、尻がたるみ、腹が出て、上体が後ろに傾き、背骨に以上な緊張が生じ、その結果。心身ともに疲れてしまう。したがって正しく立つ方法を修得することはもっとも基本的なことである。
++++++++++


一般的な考察をいろいろと調べたところ、人間の動きとか動作というものが習得されるには脳の記憶と関係があるようで、なんとなく自然とできた動きというものは,大抵無駄な筋肉やエネルギーなどが使われている事が多いらしい。無意識にしている体の動きのほとんどは乳幼児期にできるようになったものばかりだ。立ち方、歩き方などなど。繰り返し、正しい運動の方法を練習することで、無駄がなくなり、パフォーマンス効果も上がってくるのでしょう。それには速さは必要なく、できるだけ精密に的確に体に記憶させることが重要なようなんです。

ほほ〜〜

正しい立ち方_e0165037_22265126.jpg

これは「グーポ」という健康サンダル
その昔、お世話になったことのあるバレエの指導者「岡田 祥造」師が発明したはきもの。
先生のスタジオにはいろんな形の履物がたくさんあって、いろいろと履いてトレーニングしてた時期もありました。

まさか、商品登録されて、全国に売り出されていたのには驚きです。

そして台湾には、こんな方がいました
奇跡の下駄

世の中には正しい立ち方を追求している、おもしろい方がいるんですね


Tadasana(standing pose)は基本の基本
だからこそ、追求する意味があるんです

やっぱり体っておもしろ〜〜〜〜い
まだまだ調査は続きます
by aozorayoga | 2011-07-30 22:46 | からだのこと
<< お問い合わせ ギータ アイアンガー >>